2013年3月4日月曜日
死してなお理想を実現させた斉彬の喜び
出典:篤姫を生んだ鹿児島こそ
スメル八千年帝国の理想郷だった
『言語復原史学会:加治木義博』
KKロングセラーズ
71~72頁
「3章 嶋津家の家系と施政哲学」
《死してなお理想を実現させた斉彬の喜び》
「死してなお理想を実現させた斉彬の喜び」
それなのに、
欧米から遠く離れた正体不明の孤立人種だと
世界から白眼視されてきたのは、
徳川幕府が採った「鎖国政策」による被害であり、
幕府が大政奉還せず鎖国が長引けば、
より一層深刻になったはずなのである。
それを早くから予知して憂えていたのが島津斉彬
彼は、一橋慶喜がその誤った幕政を改善できる人物だと見込んで、
篤姫に将軍慶喜の実現を託したのだ。
だが、慶喜は見掛け倒しで、
斉彬の期待には添えそうにもないことを見抜いた篤姫は、
義父の命には反してもあえて
紀伊の慶福(家茂)を推して将軍にしたのである。
ところがそのことが、
独断専行の井伊大老を生み、
天皇家無視の外交などの失政と、
非難者弾圧の暴政の結果として、
桜田門外の変で暗殺される禍(わざわい)を招く。
それが慶喜の将軍就任、長州征伐の失敗、鳥羽伏見の敗戦と進行して行って、
結局は篤姫の見抜いた慶喜の欠点が幕府の崩壊を加速し、
斉彬の描いた夢が、それを天命として実行した
西郷・小松・大久保らの活躍によって、明治維新として実現した。
斉彬の思いは完全に遂げられたのである。
それは皮肉にも慶喜の人格が生み出したものなのだから、
斉彬にとって慶喜は、
やはりなくてはならぬ人だったということになる。
それを斉彬は予知していたのか?
あるいは思いを残して死んでいった彼が、
霊界から指揮して歴史を進めたのか?
と思わせるほど美事に開花して今の幸福な日本を作った。
だから表面は一つ一つ理想と逆行し、失敗が連続した上に、
暗殺説さえささやかれる突然死で、
悲劇の最期を遂げたように見えた斉彬だが、
結果を見れば彼の夢はことごとく実現した。
それは彼が私欲のない純粋な愛国者で、
その優れた知性が、
西郷・小松・大久保に代表されるような
多くの分身、よき家臣、久光のようなよき後継者を育て、
大量にもっていたからにほかならない。
教育とはこうしたものであることを、
知性ある人冷はよく認識して、
世界を見つめ、及ぶ限り実行することが
本当の生き甲斐だと教えられるのである。
《スメル(シュメール)文明》
「スメル(シュメール)文明」
《パーリ語辞典》
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