2013年3月17日日曜日
八幡市=壹與(いちよ)女王の「邪馬壹国(やまいちこく)」
出典:篤姫を生んだ鹿児島こそ
スメル八千年帝国の理想郷だった
『言語復原史学会:加治木義博』
KKロングセラーズ
93~94頁
「4章 邪馬壹国の守護が嶋津家の任務」
《八幡市=壹與(いちよ)女王の「邪馬壹国(やまいちこく)」》
「八幡市=壹與(いちよ)女王の「邪馬壹国(やまいちこく)」」
『魏書倭人章』は3世紀に、
我が国へ来た張政らが書いた報告書を、
同時代の陳寿(ちんじゅ)がとり集めて、
魏の歴史として編集した『魏書』 の一部分に入っているものだから、
陳寿は在来、錯覚されていたような著者ではなく、
また報告者たちも何もウソを書く必要もなく、
むしろ後で間違いを指摘されて罰せられる方が恐ろしいから、
非常に綿密に「事実」だけを記載している。
またそれを写して版木を作り、印刷して発売した後世の出版者も、
誤りが評判を落とすことを恐れて、
できるだけ原文通りに仕上げる努力をするから、
まず大きな間違いはない。
特に『倭人章』の主体である邪馬壹国の名を
間違うことなど「絶対にない」と断言できる。
過去に、
「邪馬台国が正しく、邪馬壹国は間違いだ」
と思いこんだ人たちがいたが、
それは学者としては余りにもお粗末すぎる。
邪馬壹国はもう疑いの余地のない正しい国名である。
それが「山幸・海幸」の伝説で兄に勝った山幸の都、
ヤマイチ=大隅語の発音でヤマンチ、
文字で書くと「山市」だが、
その本来の文字は「八幡市」だった「ヤマイチ」で、
和銅の「好い字(別の字)に変えろ」という命令で、
八幡を「ハマン」と無理やり読み替えさせられた
現代の「ハマンチ」、
すなわち隼人町と国分市とにまたがる地域のことだった。
だからヤマイチを「邪馬壹」と当て字した張政と、
それを編集して残した陳寿とは、
少しも間違えることなく私たちに正確な国名と、
それが包含している歴史を伝え続けているのである。
八幡信仰は我が国最大の分布をもつ、神社信仰の中核だったもので、
その実体がわからないままに、いろいろな憶測が生まれてきた。
それも簡単にご紹介しておこう。
こうした信仰の分布状態を国として最初に記録したものが
「延喜式」だが、
それには、祭神は
八幡大菩薩と
比売神(ひるめ)、
大帯姫命(おおたらしひめのみこと)
の 三座と書いてある。
この比売神(ひるめ)は玉依(たまより)姫のことである
というのが常識化しているが、
玉は魂で、
依は「憑り」、「霊魂が憑く姫」すなわち巫女のことというのが定説だ。
八幡宮として最大の大分県宇佐市にある宇佐八幡宮の縁起には、
「欽明天皇三十二年に、
宇佐の菱形池に鍛冶(かじ)の翁の姿で
八幡神が現われたので、
大神(おおみわ)比義が
それをお祭りしたのが宇佐八幡宮だ」と書いてある。
この鍛冶の神は奈良の大仏を造るとき、
どうしても上手くいかないので、困り果てていたとき、
宇佐から大神比義の子孫・大神の朝臣・社女(もりめ)が
やって来て、八幡神の託宣をしたら、
立派に大仏ができ上がった、という。
鍛治屋というのは本来武器を作り、
鎧や兜を造るのが仕事である。
八幡は武神で、それが武将の源氏の氏神である理由だとわかる。
すると嶋津氏が正八幡の守護に鎌倉から下向してきた
本当の理由が飲み込めると思う。
歴史は、いろいろ脚色されて、
真相がわからなくなったものが多いが、
このように読み解くと真実の史実が確認できるのだと、
おわかりいただけたと思う。
《スメル(シュメール)文明》
「スメル(シュメール)文明」
《パーリ語辞典》
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