2013年3月24日日曜日
大隅の「大人(おおびと)・弥五郎どん祭り」
出典:篤姫を生んだ鹿児島こそ
スメル八千年帝国の理想郷だった
『言語復原史学会:加治木義博』
KKロングセラーズ
107~109頁
「5章 一気に解けた、謎の天皇家の出身」
《大隅の「大人(おおびと)・弥五郎どん祭り」》
「大隅の「大人(おおびと)・弥五郎どん祭り」」
大隅町では今も八幡の家来だという
「大人(おおびと)・弥五郎どん祭り」という行事を続けている。
その名から男性だと思われてきたが、
「弥五」は卑弥呼の「呼」の正しい発音はグアだから、ヤグァである。
「卑」の字は、中国人が、卑しめて付けた文字だとして取り去ってしまい、
これは男の名だと考えて郎をつけ足したために、ヤゴロウになってしまった。
地元の発音をよく聴いてみると、ヤグルドンかヤグードンにしか聞こえない。
むしろこのヤグーに「好字」をつけて弥五郎にしたと言ったほうがいい。
卑弥呼は神功皇后とも淡海(おおみ)の三船(みふね)に贈り名されているのだから、
もちろん女性でなければならない。
この大人・弥五郎の像は写真のように巨大である、
それを車の上に立てて、
「ダンジイ討った」と叫びながら引き回すのである。
関西では祭礼に引く山車をダシとかダンジリと呼ぶが、
そのダンジリは、大隈語でダンジイになるし、
山車の山は八幡をヤマンと読んだもので、
どちらもその起原が大隈正八幡宮であることを証明している。
また現代インドで盛大に行なわれている大人弥五郎そっくりの
「ドウセラの祭り」という行事があるから、間違いなく、
卑弥呼たちが夫・景行天皇たちの伝えた
インド文化の伝承者だったことも動かない。
ドゥセラのラージャは、
この大人をラージ=大とインド語に訳したもので、
それを「焼く」のも屋久島のヤクを「焼く」と誤解したものである。
本当は女性なのに間違えて男性にした。
インドではそれも知らずに男性像にしていることも
インドが大隅を真似ているのである。
この逆は絶対に有り得ないからこの祭りは
我が国からインドへ行ったことが確認できる。
それを勝利記念として年中行事化したのは、
もちろん卑弥呼政権に勝った伊支馬こと垂仁天皇たちであるが、
それが変形していることは、同族間の争いの勝利が、
苦く不快なものだったことを示している。
だから『記・紀』も他人事のような扱いにして
『魏書倭人章』の記録を無視、今頃になって
まだ邪馬台国だという学者が横行するような惨状を呈させた。
『記・紀』はこれが立証するように、あくまで政治的に編集されたものであって、
これまでご覧にいれたような「復元」なしでは、役に立たない史書であることを、
よく心得ておいていただきたい。
しかし、これほどの歴史内容をもつ行事が、
歴史もろくに知らないはずの、住民たちによって少なくとも千数百年、
延々と伝承され続けていることは
「卑弥呼は大隅で自殺した」という事実の最大の証拠だが、
奈良には、これに類するものは全然ない。
卑弥呼を偲び、礼拝するための古墳は
原始的な神社であって埋葬した墓ではない。
「箸墓」と呼ばれる古墳があるだけで、
それも仁徳・応神天皇陵と同じ形式である前方後円墳だから、
4~5世紀でないと造れない古墳である。
しかし、卑弥呼の自殺は歴史の汚点ではあっても、
栄枯盛衰にともなう当然の一事件に過ぎない。
和銅の官吏が、そこまで神経質に国民の批判を気にしていただろうか?
もっと現実的な見力をしてみると、重要なことは、
行事が卑弥呼に死という真実とは
まるで無縁のものに変わってしまっていることである。
これも「好字」に変えたのと同じ政策の匂いがする。
その変形はやはり和銅ごろに起きたものなのであろうか?
そう考えて読むと、その答と考えられる状況が、
和銅当時の歴史から確かに読みとれる。
「写真」弥五郎どん祭り
「写真」ドウセラの祭り:インド
《スメル(シュメール)文明》
「スメル(シュメール)文明」
《パーリ語辞典》
「パーリ語辞典」
『参考』
『言語復原史学会:Web』
『言語復原史学会:画像』
『言語復原史学会:画像』
『My ブログ』
古代メソポタミア
歴史徒然
ウワイト(倭人):大学講義録
ウワイト(倭人)大学院講義録
オリエント歴史回廊(遷都)
古代史つれづれ
古代史の画像
ネット歴史塾
古代史ブログ講座
ネット歴史塾
ひねもす徒然なるままに
「終日歴史徒然雑記」
「古代史キーワード検索」
『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP』事務局長:金原政敏
《参考》
世界史年表・地図
日本史年表・地図
古代史年表・地図
オリエント史年表・地図
メソポタミア史年表・地図
大シリア史年表・地図
小アジア史年表・地図
ペルシア史年表・地図
イラン史年表・地図
インド史年表・地図
西アジア史年表・地図
"南アジア史年表・地図
中央アジア史年表・地図
北アジア史年表・地図
東南アジア史年表・地図
東アジア史年表・地図
中国史年表・地図
朝鮮史年表・地図
ヨーロッパ史年表・地図
ギリシア史年表・地図
エーゲ海史年表・地図
エジプト史年表・地図
北アフリカ史年表・地図
考古学ニュース
装飾古墳
古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
最新の考古学的発掘の方法
存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿