2013年5月14日火曜日

貫地谷さんもカヂャから



 出典:篤姫を生んだ鹿児島こそ
    スメル八千年帝国の理想郷だった
   『言語復原史学会:加治木義博』
    KKロングセラーズ
    195~196頁

 「9章 ギリシャ文明の象徴「カディキウス」

 《貫地谷さんもカヂャから
 「貫地谷さんもカヂャから


 NHK の朝のドラマ『ちりとてちん』で

 主役を演じた貫地谷しほりさんの苗字は、

 全国で数軒しかない珍しい姓である。

 それはカンヂヤと、文字通りに読むからで、

 もともとは頭音使用で「カジヤ」に当てた当て字なのに、

 「貫」は日常、

 カンと発音する重さの単位として使う文字のため、

 誰もが「カン」としか発音しなくなって、

 カンジヤという呼び方が固定してしまい、

 珍しい苗字になってしまったのである。

 姓は、区別するためのものだから、少ない方がいい。

 日本中、鈴木さんと佐藤さんだけになってしまっては、

 改めて別の姓に変えなければならない。

 ところが姓にはもう一つ、大きな役割がある。

 それは血統がわかるということである。

 徳川氏が天下を取ったのでその姓に統一して、

 旧姓の松平は抹消して一切使わなくした方が、

 身分の低い家柄を消去して、都合がいいのに、

 それをわざわざ残して、

 外様大名にまで松平姓を「与えて」、

 同族意識をもたせて一体化に利用しようとしたのは、

 この血統証明を高く売りつけようという計算で生まれたもので、

 嶋津の血統である福井の松平春獄が、

 嶋津姓でなく松平姓を使い続けたのは、

 江戸城中ではその方が、潜在心理的に有利だったからである。

 これは姓のもつ血統証明力が、真実がわかっているのに、

 なお人を支配する能力をもつ、わかりやすい例である。

 ついでに、付け加えておくと、

 貫地谷さんのカンジと同じ発音変化は、

 我が国だけではなかったという例がある。

 それは海外の東洋史にはカンジンヅという大

 貿易港があったと記録されているからである。

 その位置は暖昧にしか書かれていないが、

 その発音を、この貫地谷さんと考え併せてみると、

 やはりカジヅで、結局、加治木以外にはない。

 そうした訛りを記録に残したのは後でお話する

 ルソン船頭メンテスなどの、情報源によるものだ、ということになる。


 《スメル(シュメール)文明
 「スメル(シュメール)文明

 《パーリ語辞典
 「パーリ語辞典

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 
 『言語復原史学会:画像』

 『My ブログ』
 古代メソポタミア
 歴史徒然
 ウワイト(倭人):大学講義録
 ウワイト(倭人)大学院講義録 
 オリエント歴史回廊(遷都)
 古代史つれづれ 
 古代史の画像
 ネット歴史塾
 古代史ブログ講座
 ネット歴史塾
 ひねもす徒然なるままに    
 「終日歴史徒然雑記」
 「古代史キーワード検索」

 『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP』事務局長:金原政敏         

 《参考》
 世界史年表・地図
 日本史年表・地図
 古代史年表・地図
 オリエント史年表・地図
 メソポタミア史年表・地図
 大シリア史年表・地図
 小アジア史年表・地図
 ペルシア史年表・地図
 イラン史年表・地図
 インド史年表・地図
 西アジア史年表・地図
 "南アジア史年表・地図
 中央アジア史年表・地図
 北アジア史年表・地図
 東南アジア史年表・地図
 東アジア史年表・地図
 中国史年表・地図
 朝鮮史年表・地図
 ヨーロッパ史年表・地図
 ギリシア史年表・地図
 エーゲ海史年表・地図
 エジプト史年表・地図
 北アフリカ史年表・地図
 考古学ニュース
 装飾古墳
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状

0 件のコメント:

コメントを投稿