2013年2月21日木曜日

平和の象徴=女性国家「ウバイド」



 出典:篤姫を生んだ鹿児島こそ
    スメル八千年帝国の理想郷だった
   『言語復原史学会:加治木義博』
    KKロングセラーズ
    45~48頁

 「2章 八千年の歴史をもつ薩摩、そして日本

 《平和の象徴=女性国家「ウバイド」
 「平和の象徴=女性国家「ウバイド」

 一方、チグリス、ユーフラテス両河地帯では、

 男性国家による略奪侵略が激しくなり、

 不戦を国是としている以上、

 侵略を受けるたびに「遷都」を繰り返しながら、

 次第に国をインドへ、ミヤンマーへ、東南アジアへ、

 台湾へ、フィリピンへ、沖縄へと移して、

 ついに日本列島まで移ってきたのである。

 「彼女ら」にしてみれば、

 それは遷都で、国が変わったわけではない。

 数千年、国名は元のままウバイドだったのである。

 それを日本に変えたからこそ、

 『大化改新』と言ったのであって、

 「タイカ」は大化のほかに「大日(か)」に国名を改めたという意味もある。

 これは大日如来や大日(うか)宇迦(うか)の御魂の意味も

 あったことを見落としてはならない。

 それは太陽神の仏教名だから天照大神であり、

 天照大神を借りた天璋院の名をもつ篤姫とも関わりがあるからである。

 だから大化改新は蘇我氏の過去のイメージである大臣の連中を処分した、

 そんなありきたりの小改革ではない。

 はっきり言って、その時、

 ウバイドという国家が一時だが滅亡はしないものの、倒されたのである。

 それを天武天皇が逆革命を起こして、

 加害者の天智天皇の後継者たちを朝鮮半島に追い払って、「再興」したのだが、

 虎視眈々と弱点を狙う隣接超大国・唐に手出しをさせないために、

 この敗戦と回復をひた隠しに隠すために作ったのが

 『古事記』と『日本書紀』、略して『記・紀』で、

 『国史』まで新しく作って唐にばらまいて、女性国家であることを隠し、

 強力な武力をもっ神武天皇の東征に始まる武装男性国家だという印象を与えて

 侵略意欲を殺ごうとしたのが、『記・紀』を新たに作った理由なのである。

 だがその本質は元に戻って、その後も孝謙天皇まで女帝が続き、

 表面的には男帝が最高位のようにみえたが、

 実質は軍事を下位の男性に委ね、

 政権と祭祀権は女帝ブラフマーが握る、

 インドのクシャトリヤ天王制と変わらなかった。

 そして天照大神、卑弥呼、神功皇后、壹與、推古天皇、光明皇后、孝謙天皇が

 イメージさせる女帝国家の本質は、

 そのまま鎌倉女将軍北条政子にまで受け継がれて、

 豊臣淀君、徳川家光と春日局の大奥政治に結実して、

 その最後を篤姫が、江戸城無血開城で飾ったのである。

 天皇をスメラギと呼ぶ理由は、

 スメル文化によることが立証され、

 スメラギの名は、「スメラ姫(ギ)」だったのであり、

 それを戴く皇室を中心にした国民である証拠と遺物は無数にある。

 ついでにつけ加えると、敗れて朝鮮半島に戻った人々は

 我々こそ本流だとコレアンを名乗った。

 我が家に伝わる天智天皇像がその風俗でそれを証明し続けている。

 それはどうみても和風であって、韓風ではない。

 猿田彦(さるたひこ)も南九州では助詞の「ン=の」を付けるから

 「サルタン彦」で、

 これはスメルのあった地域の言語、アラブ語のサルタン。

 すなわち支配者のことだったのだ。

 そのサルタンが出迎えたのは天孫「ニニギノ尊」で、

 やはりスメルの神、ニンギルスを

 「瓊々杵尊(ニンギヌスン)」と書いているのである。

 南九州語はラ行の発音をナ行に発音するから、

 ギル=ギネを「杵」の字を当て字して瓊々杵尊と書いた。

 これは「ニンギヌスン=ニンギルスの」を、実にみごとに表現している。

 さきの女神イナンナも稲女=イナウンナ=イナん女(な)になり、

 稲、伊奈、猪名、印南などの語源になっている。

 この本で特にお伝えしたいのは、嶋津もまたスメルから出ていることである。

 大隅語はラリルレロをダヂヅデドと発音するからルにヅを当てると、

 ヅ=ス=子、メ= 馬、ル= 図で、

 子馬図はそのまま「シマヅ」と読める。

 このように当て字の選びようで、

 スメルはスミダ=隅田、洲本、清水、志水、島田といった、

 多くの地名や姓になっている。


 《スメル(シュメール)文明
 「スメル(シュメール)文明

 《パーリ語辞典
 「パーリ語辞典

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 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 
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