2013年6月9日日曜日
財政を救った「悪役」調所笑左衛門の名
出典:篤姫を生んだ鹿児島こそ
スメル八千年帝国の理想郷だった
『言語復原史学会:加治木義博』
KKロングセラーズ
248~249頁
「13章 篤姫を生んだ血と歴史と環境」
《財政を救った「悪役」調所笑左衛門の名》
「財政を救った「悪役」調所笑左衛門の名」
宮尾さんは次のように書いておられる。
「お由羅派でお茶坊主から藩の財政係となった
調所笑左衛門広郷(ずしょしょうざえもんひろさと)
が密貿易の責めを負って服毒自殺を遂げ、……」
これでもうこの茶坊主あがりの人物が、
密貿易で大金を稼いで決済したなとおわかりになったと思うので、
それは後回しにして、篤姫の問題を考えるのなら、
最も重大な知識で、鹿児島人を理解するのに、
絶対に欠かせない知識である「鹿児島語」について
先にお話ししておこう。
それは宮尾さんが、
わざわざお振りになったこの人物の名の発音が、
現在しか通用しない、
幕末当時の発音ではないものだからなのである。
それなのに、
恐らく調所に「ずしょ」と振り仮名してあることに
何かお感じになっていると思う。
これからお話するのは、その程度のものではない。
鹿児島語はチャ、チュ、チョといった発音をしない。
だから焼酎は「ソツ」と読む。
この人の姓名は三カ所にそれがあり、
残りのサエモンもまた鹿児島独特の読み方がある。
だから、振り仮名は全部やり替えなければならない。
それをしてご覧に入れよう。
調は、調査をツサというから「ツ」で、「ヅ」は地方誰りである。
所は、焼酎をソツというから、ショは「ソ」。
笑は、焼と同じショウだから、やはり「ソ」。
左衛は、ザェも嫌って「ゼ」で、
門は、「者」という軽蔑語と同じ音だから避けて、
「発音しない」のである。
だからこの人の本当の「姓名」は、
「ツソ・ソゼ」である。
もちろん、それは鹿児島人同士のことで、
江戸暮らしの時は宮尾さんの振り仮名のように呼ばれていたであろうが。
《スメル(シュメール)文明》
「スメル(シュメール)文明」
《パーリ語辞典》
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『言語復原史学会:画像』
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