2013年6月14日金曜日
『篤姫』の真意を指す「神」の啓示
出典:篤姫を生んだ鹿児島こそ
スメル八千年帝国の理想郷だった
『言語復原史学会:加治木義博』
KKロングセラーズ
260~262頁
「終章 今こそ、この尊い人類の遣産を役立たせる時」
《『篤姫』の真意を指す「神」の啓示》
「『篤姫』の真意を指す「神」の啓示」
斉彬が気づき、そして実現を願った日本と世界の在り方。
それを教えられて受け継いだ篤姫や西郷、小松たち。
その願いは、
私腹を肥やす権力の横暴とその機構の打破改革を実現して、
迷信から目覚めて、国民すべてが幸せになること、
「民主化」だった。
それは幕府と藩という封建体制を改めて、
日本の真の統一を実現することであり、
幕府の内部を篤姫が、
外部を西郷らが改革する役割を決め、
篤姫はみごとにそれを実現した。
次は国民のための国民の政府の実現だったが、
明治政府は新旧思想の寄合所帯で、
失望した西郷は、
そこで理想国家のサンプルを韓国に作ろうと考えたが、
反対されてしまい、
斉彬に倣って後継者を育てようと私学校を作ったが、
短気な学生たちは明治政府に不満で、
再考をうながそうとして上京の途についた。
反西郷派はそれを悪用して大反逆のレッテルを貼り、
抹殺をはかって戦争に仕立てて弾圧、
当然西郷は追い詰められて無惨にも自殺に追い込まれてしまった。
「戦争」とは名ばかりの、政敵虐殺事件だったのである。
結局、斉彬の理想は歪められて、
新日本は奇妙な貴族主義の化け物になってしまった。
失望した私の祖父・龍太郎は、
その逆行に反発して平民になり、
斉彬や篤姫、西郷、小松らの遺志を継いで、
孫文やホセ・リサールを助けて
民主国家のサンプルを
日本の周辺に作ることに情熱を傾けて実行、
すべてに成功したのである。
こう見てくると、頼朝が創造した幕府は、
一種の原始的民主政府であり、
それを南九州に及ぼした忠久から、
斉彬、篤姫、西郷、龍太郎らに引き継がれた理想は、
すべて一貫したコースを進んでいて、
いまの民主日本誕生の一里塚になっている。
我が国は戦後ようやく国民生活が真に豊かになり、
男女差も過去とは比較にならぬ幸福な社会を手に入れたが、
九十年近く日本を観察して来た私には、
その改善ぶりがよくわかる。
ドラマに出てくる斉彬や篤姫のキラキラした生活や衣装に憧れて、
そうした差別社会を退治した彼等の功績に気付かないのでは、
せっかくドラマをご覧になっても
プラスにはならず、マイナスにしかならない。
斉彬や篤姫の霊は悲しく思っているに違いない。
霊といえば、この篤姫放映中に相次いで起こった、
ミヤンマーと中国四川の巨大災害は
「神または霊」の実在を証明する人類への強い警告で
あることを真剣にお考えいただきたい。
ミヤンマーはその直前、
民主化を叫ぶ大規模デモを軍事政権が弾圧、
日本人カメラマンが射殺された。
中国では北京オリンピックの聖火リレーに
チべット民主化を要求するデモ隊が
弾圧される事件が至る所で続発していた。
するとこの二国を選んで罰を下したかのように
巨大ハリケーンと極大地震が、
未曾有の甚大な被害を与えたのである。
これは非民主的暴政を許さぬ、
意思をもった何者かが実在していて、
天地も許さぬ非民主行為に、極大の罰をくだして、
人類に警告したとしか思えないほどの、適確な対応にみえる。
時が時だけに私には
「類似した独裁悪政権徳川幕府の最後の惨状を描く
ドラマ『篤姫』 の、真意を見落とさないように」という
神または霊の、巨大な意思の現れ、啓示だとしか思えない。
《スメル(シュメール)文明》
「スメル(シュメール)文明」
《パーリ語辞典》
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